屋根下テキストの強さを考える
よしまるです。個人的に屋根下のテキストはヴァイスシュヴァルツでも1.2を争う綺麗なテキストだと思っているのでその強さと共に紹介していきます。
屋根下とは?
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時か「チェンジ」で舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
【自】[①手札を1枚控え室に置く]このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのターン中、このカードのパワーを+2000し、このカードは次の能力を得る。「【自】このカードのバトル相手が↓時、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。」(ダメージキャンセルは発生する)
このカード。当時の環境を荒らし回ったために一時期は制限がかけられていたほどの強力カードでした。
ひと目でわかる強力な効果を2つも所持しており非常に強力です。
テキスト1つずつ解説。
上テキスト
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時か「チェンジ」で舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
いつもの(ただの)ヒール。しかしそれが言うまでもなく凶悪なのは周知の通り。ただのヒールにコストを割かず詰めに回せるという寸法です。
元々屋根下は下半分のテキストによりサブウェポンとしての「積み得」感は十分。しかしこのヒールの存在が更に「積み得」であることをプッシュします。ヒールであることがサブウェポンではなくメインの詰めに据えることを可能にしているとも言い換えてもいいでしょう。
下テキスト
【自】[①手札を1枚控え室に置く]このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのターン中、このカードのパワーを+2000し、このカードは次の能力を得る。「【自】このカードのバトル相手が↓時、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。」(ダメージキャンセルは発生する)
読んでそのままの通りで、何も言うことがありません。リバース要求こそありますが軽いコストで1点バーンを撃てます。
1点バーンのコストは何種類かありますが、
- 2コストハンド1枚→無条件1点
- 2コスト→リバース時1点(返しでも)
- 1コストハンド1枚→リバース時1点(返しでも)
- 1コスト→リバース時1点(行きのみ)
- ノーコスト→CX連動
-
となっています。基本的に自分は2コストハンド1枚というテキストは非常に重いと思っています。(牧瀬紅莉栖のせい)1コストハンド1枚という重さは、初パンこそ1コスト必要ですが、2パン目以降は一つ前のキャラの作ったストックがあるため起動が可能です。
コストは先払いですが、数少ないデメリットでもあり大きなメリットでもあります。CXが噛んでしまった時やハンドのCXを処理する場合はアタック時であることが有意義に働きます。当然、防御札を撃たれる可能性がありますが、ホラー等の重めの防御札を撃たせることが出来たなら十分すぎるリターンではないでしょうか。助太刀でパワーそのものを越えられては無意味です。諦めましょう。
更にこれ、早出しが可能という壊れ具合。チェンジ元が必要なものの、これだけ強力なチェンジ先ならば問題は無いでしょう。
増える「屋根下互換」
屋根下の要素自体、「CX不要のヒーラー」「CX不要の詰め」「ヒールと詰めをこなすフィニッシャー」などなど多くの属性があり、どれが強みというのははっきりしません。全て備えているから強いということもあります。
なので一部をピックアップ。
魔女っ娘シャロ
ミルキィホームズの屋根下です。とあるでやらかした直後に刷られた屋根下もどきです。コストを払うタイミングがレベル置き場にカードが置かれたときという軽くない制約が課せられています。まとめて起動する場合はまとめてコストを払う必要があるものの、相手ターンにも発動することができるのが大きな魅力です。
【蒼の一閃 滅波:心】翼
シンフォギアの屋根下。こちらも本家同様早出しが可能。更にテキストが盛られているのはインフレでしょうか。しかし、基礎的なパワーで本家よりパワーが出ないというデメリットを抱えています。ほぼほぼ誤差
幼馴染の少女イチゴ
ダリフラの屋根下。チェンジ元が収録されなかったため早出しは不可能となっていますが、初の完全互換テキストとなります。
幼馴染の少女アリス
SAOアリシゼーションの屋根下(バーン)。ヒールではなくXルックになりました。その結果サブウェポンとしての側面が強くなりました。アリシゼーションにはCX連動の強力な詰めが用意されているため、パーツを探しに行きながら別プランを取れるこのカードは優秀です。
ちなみにこのカードのレアリティ、TDって書いてあるんですよね、そういう時代です。
カード名絶対意識してるよね
イチゴを皮切りに今後多くの屋根下互換が刷られることになるのでしょう。回復と詰めの両立のできるこのカードは過去のタイトルの救済にもなるので雑に刷ってほしいところです。問題ないでしょ