Angel Beats! 現環境でも使えそうなカードまとめ
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今回はAngel Beats!の解説です。
Angel Beats!のタイトル特徴について
Angel Beats!(以下AB)は、ネオスタンダード区分では”Angel Beats!&クドわふたー”となっていますが、これらは第一特徴が一切違うので、混ざることは少ないでしょう。今回は、特徴”死”または”音楽”をメインとするABの解説です。
構築の違い
ABには主に2つのアーキタイプがあり、「死アンコ」と「音楽」が別々のデッキとして存在しています。なお、ABのキャラは全て”死”の特徴を持つので、一部パーツは共有可能です。
「死アンコ」の構築の強み・独自性
原作では、主人公たちは死なないのですが、それを”皆を見送る役目 かなで”の手札アンコール付与で再現するというデッキです。いわゆるアンコールビートですね。
その他、”解けた葛藤 ゆり”による高いパワーラインで維持したり、”理不尽な運命への抵抗 ゆり”による可変バーンも強みとして挙げられます。最近では(結構前)単レスアド集中ももらえたので、更に安定感が増しています。
また、1連動にパーティのお誘いアスナ互換が存在します。サーチ先が”生徒会”のみなのでほぼかなでしか持ってこれませんが、パワーが高いので十分採用圏内です。
「音楽」の構築の強み・独自性
劇中バンドのキャラが持つ第二特徴”音楽”メインで構成されたデッキ。こちらの強みはオルソラ互換、ガウル互換、早出し11500が存在することです。
「死アンコ」は返しまで大きなラインが出せないカードが多いものの、こちらは返しまで安定したラインを展開できるのが魅力です。また、アド集中は音楽なので置いてもパワーが下がらないという好相性です。
新規で、発動条件が音楽の防御札が刷られるので、こちらを運用する目的で更なる強化が見込まれます。集中でいいのでどのデッキにも採用できるのは内緒
要チェックカード
黄
戦線の陽動班 ユイ
単レスアド集中です。おまけに新婚アスナテキストもついている、RR相当の集中です。なんでこんなものをPRにしたんだサブ特徴も音楽がついているので、ABの全てのデッキに採用できます。ミリオンの真壁瑞希集中と同様、防御札の発動条件を1枚で満たせるので、注意しましょう。
暖かな気持ち かなで
キリト型早出し、行きガウル、武蔵ショットを持っています。ただの武蔵ですが、後述する”情熱少女 ユイ”でソウルパンプや新規のチョイス連動でソウル盛りが可能なので、破壊力は高いですね。サブ特徴は生徒会なので炎連動で持ってくることも可能です。
皆を見送る役目 かなで
デッキコンセプトの中核を担うカード。行きゴリラ、返し貧弱なABの盤面維持に貢献してくれます。起動+1000も強力です。コストが0なので、バウンスされてもすぐ再配置可能です。
ヒースクリフ擁するSAOが環境トップと目されているので、厳しい時期になりそうです。
生徒会長 かなで
こちらもオルソラです。生徒会のみ対象なので、主なサーチ先は1連動でしょうか。意外にもABは思い出参照のカードが存在するので積んでもいいでしょう。
歌いたかった歌
通称歌歌です。3500という高い上昇値で、相手は警戒せざるを得ません。この手のカードは存在そのものがプレッシャーなので1枚ちらつくだけで相手に余計なリソースなどを割かせることができます。
”神の使い”天使
CIPトップチェックに失敗した場合、アンコールステップに自壊するデメリットがありますが、手アンがあれば手札1枚で維持できるので軽めのデメリットです。1/1/7500なのでトップチェックさえ成功すれば強力です。電源で出す候補としてもいいでしょう。
情熱少女 ユイ
アンタッチャブル、CIPで横にソウル・パワーパンプ、アタック時バウンスと変わった効果を持っています。ヒールでもドローでもないものの、全ての効果が優秀なのでピン投を考えられます。
いつでも元気 ユイ
音楽ガウルです。ガウルは強力。ここでは取り上げていませんが、音楽には専用後列もいるので、パワーラインの底上げが可能です。
天使の翼 かなで
パーティアスナ互換の1連動持ちです。生徒会のみ対象なのでほぼかなでを持ってることになりますが、肝心のかなでは強力なカードがそろっているのであまり問題はありません。炎連動なので、トリガーすると気になりますがある程度割り切りましょう。
ユイ&日向
リバース時トップチェック成功で思い出に行きます。指定が音楽なので、運用するなら多めに音楽を積んでおきましょう。
模範的な生徒 かなで
行きガウルです。返しはアンコールがあるので問題ありません。神の使い天使とは相手の面に蓋をする必要があるかないかで使い分けが理想でしょうか。
"LittleBraver"ユイ
一昔前の早出しと、cipショット。パワーが11500まで出せる強力なカードです。早出しのほとんどが11000止まりなので、それより強い面を作れます。
イタズラ好き 関根
音楽オルソラです。ガウルや集中に触れるので、範囲は狭いものの、強力なパーツに触ることができます。記憶で音楽指定されることがあるので、その場合は生徒会より優先されるのではないでしょうか
赤
多生の絆 音無
控え小鳥です。暴騰したカード。システムとして強力なので抑えておきたいところ。
SSSを束ねるゆり
12500ガッツンダ―です。ランサー互換はいないので早出しはこれで処理しましょう。
戦略的な挑発 ゆり
正面サイド不可の相打ちです。先1で投げると非常に効果的ですが、レベルパンプには無力です。赤出しとしても優秀な1枚。
百人力の手練 椎名
椎名拳の由来にもなったカードです。疑似リフは実質防御札。2帯カウンターとしても積めるので、増やしてもいいかもしれません。
理不尽な運命への抵抗 ゆり
アタック時に、4コストと自分の他のキャラを好きな枚数サクることで可変バーンが可能です。相手のクロックを見たり、面を開ける目的で撃てる強力なカードです。手アンがあればハンドコストとして運用することもできます。
オペレーション・トルネード
オペトレです。どっから来たんだその「レ」ってやつ。
蔵の中にあったものと全く同じで、山削り担当です。カメラ互換より掘れる枚数は少ないものの、選べる範囲が広いという強みがあります。
オペトレだのオペトルだのでケチつけられたら蔵中で一蹴すればいいと思います。でもオペトルって言いにくくないですか?まぁオペトルが正解なんですけど
解けた葛藤 ゆり
全体+500と、自キャラがリバースした場合、好きな面に+500振るテキストを持っています。2面立てれば前列を1面は守れるので、ハンドの節約になります。今後ヒースクリフが環境から消えないのならばこちらがメイン後列に移っていくのでしょうか?
単独行動 ゆり
チェンジによる早出し、扉連動による控え回収と1点バーン、往復パワー+3000を持ちます。CIPはヒールなので、中盤を安定させながら、終盤に向けた準備ができます。手アンを付与すればかなりの盤面維持能力です。
それぞれの道 ゆり
アンコールステップ初めに単独行動ゆりにチェンジするカードです。電源でLv1から出せるので、3がLv1から出てきます。チェンジギミックそのものが弱いので、採用しない例も考えられます。
武芸達者 椎名
起動誘発で6500になるカードです。起動は皆を見送る役目かなでで達成できるので、容易です。このカードを採用するなら、助太刀は欲しいですね。
仲村 ゆり
CIPが2ドロー1ディスになったルガールです。なぜか往復1500もあるので、2ターンかけて詰めましょう。ストックを使わないので、新規の防御札と相性がいいですね。
新規のAB
白銀の両翼かなで
分身テキスト、チョイス連動が置かれたとき1面にソウルパンプと2点ショットを付与する連動です。チョイスという点や武蔵と相性がいい点から、見かけると思います。
叛逆のためにゆり
電源対応が置かれたとき、名称指定で1面スタンドすることができます。スタンドテキストは、電源のタイムラグを解消できるので強力ですね。ユイ以外の控え集中としても採用できます。なお、控え集中に条件がないので、クドわふたーの動物も回収できます。
神への復讐ゆり
9500ソウル2で、リバース時ハンドコストで思い出に避難することができます。疑似的なハンドアンコですが、「アンコール」ではないのでヒースクリフには引っかかりません。これで勝つる!
SSSのリーダーゆり
1/1/7500、榛名アンコを持っています。こちらも「アンコール」ではないので、ヒースクリフには負けません。ガハハ
伝えるためにかなで
CX交換と自分逆圧縮です。山削りで山を1枚にしたのち、キャラを戻して純ストを積んでもいいですし、チョイス連動を戻すのも効果的です。CX入れ替えはあると安心しますよね。
SSSの通信士遊佐
ありす互換コンソールです。Lv1なので積むかどうかはわかりません。
戦線最強椎名
無条件移動です。初動アタッカーの役割を期待できますね。
叶うはずのなかった願い
2面にソウル盛りをする防御札です。音楽指定は集中で達成できるので、ないものとして考えられますね。仲村ゆりならストックを使わないので、安定してコストを払えますね。あちらのCIPで引き込めますし、相性は十分です。
神への復讐ユイ
中央Lv3のみ+1000と、起動4ルックです。盤面を埋めたあとに盤面を開けるという動きができるので、盤面4早出しでも出るんでしょうか?盤面を開けながら控えを作れるという点で、電源との相性はよいです。
真夏の天使かなで
純美夏拳です。リバース要求から逃げるために使うのが一般的ですね。Lv2拳なので当然ドラがついていますし、チョイスで拾えます。
今後のデッキ予想
チョイス電源か、扉電源か、炎チョイスか、8扉、扉チョイスが考えられますが、チョイス電源、次点が扉電源で落ち着くのではないでしょうか。
理由としてはヒースクリフです。
理由としてはヒースクリフです。
大事なことなので2回言いました。
今までのABは手札アンコールメインだったのですが、やはりヒースクリフの存在が大きく、強みを潰される事態にななります。すると、後列は今までのかなで・解けた葛藤では盤面を維持できないので、既存構築である8扉はやりにくくなると思います。
炎チョイスはかなで軸ですが、ほぼ同じ動きがチョイス電源でもできそうなのでそちらのほうが安定しそうです。
扉電源はやれそうです。単独行動が早出し可能なので、バウンスブンブン!してこなければ安定したゲーム展開になりそうです。アンタッチャブル付与ができたら最高なのですが。チョイス電源とは違い、新規2/2を電源で優先的に出せないのでかなでを採用してヒースクリフをモロ被りする羽目になります。ただし、集中が電源対応になりそうなので、防御札を抱えるなら別枠で音楽キャラが必要になります。音楽の後列は基本的には音楽対応なので、その点は厳しそうです。
チョイス電源はヒースクリフ回避のできるカードを採用しやすく、環境的には合っているのではないでしょうか。ただ、こちらも防御札を採用しにくくなります。前列がかなでで埋まるので、音楽のカードが欲しいところです。
後列の選択
そもそもかなでを採用しないということも考えられますよね。その場合、解けた葛藤ゆり+集中が鉄板になりそうですが、解けた葛藤は一面だと効果が薄いので2面したくなるというジレンマを抱えています。一面でも悪くないのですが、ガウルなど6500を安定して展開できないので効果が実感しにくいのではないでしょうか。杞憂ならいいんですが。
電源対応の集中を置くなら、防御札の発動条件が欲しいので、ゆりもかなでも採用しにくくなります。音楽を持つ後列は微妙なものが多いので、使いやすい後列が欲しいですね。
となると?
電源対応集中が防御札と相性が悪い。ならば、集中をユイにすれば条件を満たせますよね。するとヒースクリフ。という無限ループに陥ってしまいます。ならば・・・
全部積めばいいじゃん!
対面がSAOじゃないならかなでを置けば安定しますし、そもそも最終盤面に電源対応集中は必要ないですし、どかしても問題ありません。最終盤面に欲しいのはユイ集中ですし、序盤でもパワーパンプで盤面取りに貢献してくれるので序盤から置いても悪くなさそうです。対面がヒースクリフなら、かなでを置かずに集中2面でもいいですしね。
では、枚数を考えてみましょう。
電源対応集中は必ず引きたいので3~4積みますよね。ユイ集中も強力なので2~3積んでもいいと思います。オペトレの枠がないなら、立ち集中があると安心できるのでピン投しますよね。
集中6枚積んでる・・・?
とあるモブが言っていました。
WSの集中は6投せよ、と。