艦これの選抜について。
こんにちは。
今日は艦隊これくしょん-艦これ-の三種選抜について考察します。(18/10/28現在)
はじめに
艦これのカードプールには二種の強烈なメタが存在し、どちらも選抜対象になっており両方を採用することは不可能となっています。更にもう一種の選抜は手札維持に欠かせないものとなっており何を選抜するか、というところからデッキメイクが始まります。
初風
陽炎型駆逐艦の初風です。こちらは強力な控え回収メタとなっています。
【永】他のあなたの《艦娘》のキャラすべてに、パワーを+500。
【自】アタックフェイズ中、あなたか相手のキャラが、控え室から手札に戻った時、そのプレイヤーのキャラすべてに、そのターン中、ソウルを-3。引用元:ヴァイスシュヴァルツwiki
アタックトリガーや扉アイコンによる回収をした場合打点が激減します。この効果は両者に及びますが、初風を採用する側は意識できるのでほぼ相手にのみ制約がかかります。
初風の長所
- 強力な控え回収、とりあえずで採用される扉を妨害できる。
- 広域+500により腐りにくい
- 自身もパワーが2000あり事故時はアタッカーを兼ねられる
環境で扉採用のデッキは少なくありません。それらのデッキに対して手札補充の機会を奪えるため相手のリソースを減らすことが可能です。
WSにはドローソースの概念が薄いため、初風が立てば手札が枯れるようなデッキも多く存在しました。
初風の短所
- 所謂島風互換、サーチには無力
- 相手が回収しないのであれば強烈なメタとならない
- 後列を縛る
島風互換は今のWSではよく見るカードとなりました。TD+にも収録されるようになりいまやどこのタイトルでも見かけます。山札からのサーチは初風にひっかからず安定して手札を増やせるため妨害できません。そのため、両者ビートダウンする展開になってしまいます。
後列が一枠埋まってしまうのも大きなデメリットです。(むしろ一番のデメリット)相手が回収を使わない場合でも+500の補正は受けられます。しかし、+500の補正ならZ3セットを使いたいというのが本音です。もちろん、両者採用することも考えられます。
響
暁型駆逐艦の響です。こちらは回復を妨害します。
【自】[① このカードを思い出にする]バトル中のこのカードがリバースした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「“信頼”の駆逐艦 Верный」を1枚選び、このカードがいた枠にレストして置く。
【自】記憶思い出置場にこのカードがあるなら、あなたか相手のクロックが、自分のカードの効果で控え室に置かれた時、そのプレイヤーは自分のストックの上から2枚を、控え室に置いてよい。そうしないなら、そのプレイヤーは自分の山札の上から1枚を、クロック置場に置く。引用元:ヴァイスシュヴァルツwiki
回復する場合、追加の2コストを払わなくてはなりません。こちらも両者に影響します。
響の長所
- 採用率ほぼ100%の回復が無効になる。
- 思い出に飛び圧縮に貢献
- アタッカーを立てられる上に自身もアタッカー
- 何気に重複する
回復ができなくなるにもかかわらず圧縮ができ、更に艦これにはらしんばんが存在するため防御性能が維持できます。武蔵など強力な詰めも擁するため全力で殴ることが可能です。
響の短所
- 自分も回復ができない強烈な制約
- 強力な詰めは艦これだけじゃない
- メタにひっからない回復手段の増加
自分が回復できないことはすなわち、自分がLV3先上がりなどの時に1ターン待つことができないという点で難しいものがある。3-6の状況で山札の残り枚数が少ないときなどは詰みとなってしまうことも大きい。
また、武蔵らの優位性が無くなっていることも大きい。各タイトル強力な詰めが存在し、28点を簡単に叩き出せる。
電
こちらも暁型駆逐艦。暁型は優秀ですね。
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《艦娘》のキャラでないなら、このカードをレストする。(公開したカードは元に戻す)
【自】[① あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く]このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を見てレベル1以下のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。引用元:ヴァイスシュヴァルツwiki
オカ研です。初手アタッカーと0→1を繋ぐ潤滑油です。
電の長所
- 25アタッカー
- 小回りの利くサーチャー
- 相手を選ばない
インパクトに欠けますがそんなカードが強力なのはカードゲームの常。
2500のパワーは暁互換を踏め、落下移動と相打ちに持ち込めます。
また、意外と艦これには少ないCX依存しないサーチャーなので積極的に採用が考えられます。メタ二種は自分にも大きい制約がありましたがこちらは気にせず採用できます。
電の短所
- メタが張れない
これに尽きます。逆に言えば、回収も回復もするデッキなら電一択となります。金剛とかね!
最後に
電釈放頼みます!!!